超実力派お笑いトリオとして有名な東京03の飯塚悟志さんといえば、ハイテンションながらも鋭いツッコミ役で、あの精密に練り上げられたコントを生み出す天才的な頭脳をもっていますよね!
今回は、そんな飯塚悟志さんが、お笑いをスタートさせてから、どのようにブレイクしたのか?東京03を結成する前は何をしていたのか?角田さんと出会い東京3を結成するまでに至った秘話はなんなのかといったことをまとめてお伝えしていきます!
目次
東京03飯塚悟志のプロフィール
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本名 |
飯塚 悟志 |
ニックネーム |
さとし 人力舎の火野正平 |
生年月日 |
1973年5月27日(46歳) |
出身地 |
日本・千葉県四街道市 |
血液型 |
O型 |
身長 |
170cm |
言語 |
日本語 |
出身 |
スクールJCA2期生 |
事務所 |
プロダクション人力舎 |
活動時期 |
1994年 – |
飯塚悟志さんは、千葉県四街道市出身で、お笑いトリオ東京03ではツッコミ&ネタ作成を担当しています。
簡単な略歴をお伝えすると、1995年に豊本明長さんとお笑いコンビ、アルファルファを結成。
その8年後の2003年に当時プラスドライバーの角田晃広さんが加入し、東京03が結成。
2009年に開催されたキングオブコント2009では見事2代目王者となり、一気にブレイクしました。
そして2014年には歌手の藤田真由美さんとの結婚を発表し、仲睦まじいほっこりする夫婦として仲良く暮らしています。
飯塚さんの素性について詳しくまとめた記事もこちらで紹介しておりますので、気になった方はぜひこちらもチェックしてくださいね!
東京03の各メンバーについて
飯塚 悟志
(いいづか さとし、1973年5月27日(46歳) )
リーダー兼ツッコミ担当(ネタ次第ではボケ)。
千葉県出身。身長170cm。体重60kg。血液型はO型。
ネタ中は3人の中で常識人役が多いが、ハイテンションなキレ気味口調からビンタなどの過激なツッコミを繰り出す。一方、ボケに回った際は他の2人以上に突飛な行動に出る。
豊本 明長
(とよもと あきなが、1975年6月6日(44歳) )
中ボケ担当(ネタ次第ではツッコミ)。
愛知県出身。身長175cm。体重65kg。血液型はA型。
シュールなボケが持ち味だった「アルファルファ」時代に比べ、出番やセリフが少なく独特とも言える飄々とした雰囲気を醸し出している。揉める飯塚と角田をなだめたり、騒動の火付け役になることも多い一方で、ネタによっては2人以上のキレっぷりを見せてあぜんとなるオチも見られる。また、女装をして角田の彼女役などを演じる機会が多々ある。
角田 晃広
(かくた あきひろ、1973年12月13日(45歳) )
大ボケ担当(ネタ次第ではツッコミ)。
東京都出身。身長172cm。体重62kg。血液型はA型。
飯塚と張るレベルのハイテンションなボケを担当し、ヘタレで見栄っ張りなキャラが特徴。また、メンバー内でも年配者の役柄を演じる機会が多い。なお、豊本ほど頻度は多くないものの、女装をして女性役を演じる事もある。
飯塚悟志の養成所時代〜東京03が結成・ブレイクするまで
お笑いを始めた当初から、一貫してキレ気味なツッコミを得意としており、ネタ作成も自身で行っている飯塚さんですが、同じ事務所に所属するおぎやはぎの小木さんからは「飯塚さんの脚本はすごい」とかなり評されているそうです。
飯塚悟志さんが、養成所から成長し、どのようにして東京03を結成・ブレイクにまで導いたのか見ていきましょう!
東京03飯塚悟志の養成所時代のエピソード
”お笑いのテクニシャン”とも言われるほど才能溢れた飯塚さんですが、お笑い芸人を目指して通っていた人力舎のお笑い養成所「スクールJCA」時代では、度重なるコンビの解散を経験されていました。
[jin-iconbox06]飯塚 僕は相方を探すためにJCAに入ったんですけど、1年の間に相方が決まらなかったんですよ。それで「もう1年、次の期の教室に通わせてくれ」ってJCAに言って、3期生の授業に混ざったんです。混ざったのが5月頃だったので、3期生の中でもコンビができはじめていて。豊本と組んだのはJCAライブのときでした。[/jin-iconbox06]とインタビューによると、かなり相方探しに悩まれていたようですね。
当時は、アンタッチャブルが同じ養成所ですでにコンビをやって漫才をやっており、その当時から完全にアンタッチャブルはコンビとして出来上がっていてバンバン笑いをとっていたそうです。
飯塚悟志が豊本と二人でアルファルファを結成!
そんな中見つけた相方が現在の東京03で絶妙なメガネキャラでボケとツッコミを演じられる豊本明長さんです。
初めて豊本さんを見つけたのは、JCAのライブだったのですが、
この時に豊本さんが組んでいた時は「ツッコミ」を担当していましたが、
豊本さんのツッコミは「なんかしっくり来ないな」という感じで豊本さんも方向性に悩まれていたそうです。
[jin-iconbox06]飯塚 見初めたというか……そりゃ相方は山崎とかのほうがいいですよ(笑)。どう考えても面白くて、柴田と完全にうまいことやっていて、ドカンドカン笑い取ってたから。「ここはもう声をかけられないな」と。だから消去法ですよ(笑)。「豊本はツッコみきれていない。ボケをやらせたほうが面白くなるのかもしれない」と思って。豊本に話を聞いたら、絵がうまかったり視点が面白かったり、というのがわかったので誘ったんです。[/jin-iconbox06]インタビューによると、養成所にいる限りは、ライブに出なきゃいけないということで、消去法でもう組む人がいなくて余っているもの同士でとりあえずやってみようという意外な感じで豊本さんとコンビを組むことになったんですね。
東京03の結成秘話!なぜ二人から三人になろうとしたの?
アルファルファとして飯塚さんと豊本さんが活動をしていた中、その8年後の2003年に角田晃広さんが加入することになりました。
角田さんはJCAには通っていなかったため、なかなか一緒になる機会はなかったそうですが、そんな中、飯塚さんがたまたま角田さんの近所に引っ越して、仲良くなったんだそうです。
よくお互いの相談をするようになった流れで、角田さんが当時組んでいたプラスドライバーは解散に。その流れで飯塚さんが角田さんを誘い、東京03を結成することになりました。
その当時の状況をインタビューでも語っていました。
[jin-iconbox06]飯塚:タイミングですかね。二人で活動をしていく上でいろいろ考えるところがあって。そんな頃に僕が角ちゃんの近所に引っ越して、仲良くなったんですよ。それでお互いの相談をするようになったら、プラドラ(=プラスドライバー)解散になって。実際、何を持って誘ったかは良く覚えてないんですけど、飲んでておもしろかったんですよね。[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]角田:エヘヘ。[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]飯塚:喋りが面白いんじゃなくて。[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]角田:(!)[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]飯塚:人間的におもしろくて、興味があったんですよ。一緒にやれたらおもしろいなぁって。でも、角ちゃんが芸人に戻るかわからなかったんだよね。[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]角田:そうです。芸人は終わりのつもりで解散してたんで、それで、飯塚さんから誘われて、悩んだんですけど、拍手と照明が忘れられなかったんですよねぇ。[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]飯塚:気持ち悪いよ!お前!(笑)[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]角田:カーテンコールとアンコールと。「あ、呼んでる!」って。[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]飯塚:「もう一度スポットライトを浴びたい」ってハッキリ言っていました(笑)で、角ちゃんと二人で車で江ノ島に行った時、「やるわ」って言われたんですよ。[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]角田:その時流れ星が流れたんです![/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]飯塚:ただ、角ちゃんは流れ星を見てないんですけどね。「どこ?どこ?」って騒いでるうちに消えてましたから(笑)[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]豊本:ワハハハハ![/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]角田:まぁ飯塚さんが見たって言うので、これは運命だと思って決めたんです。[/jin-iconbox06]とかなり運命的な出会いだったようですね。
今の東京03にとって超演技派の角田さんの存在は必要不可欠なものですからね。
東京03がキングオブコント2009で優勝!一気にブレイク!
今までの二人から三人に変わったことで、飯塚さんのネタも幅が広がったそうです。
[jin-iconbox06]飯塚:ネタの質は二人の時からガラッと変わったと思いましたね。要は、角田君が芝居ができるんで。飛んだボケをしなくても演技で笑いがとれるからネタも作りやすいし、書いてて楽しいですね。[/jin-iconbox06] [jin-iconbox06]豊本:角ちゃんは同じボケでも僕と全然種類が違いますからね。僕はアンダースローだけど、角ちゃんは右の上手投げですもん(笑)[/jin-iconbox06]メキメキとお笑いレベルを高めていった三人は2009年に開かれたキングオブコントで2代目王者として優勝を果たしました。
2nd stageでは8組が2回ネタを披露するため、全16ネタ中唯一の900点台(953点)をという超高得点を獲得し、
松本人志さんからは「優勝は当然。オチまで全てが完璧」と絶賛されるほどでした。
東京03の日常に潜む些細なシチュエーションを描いたリアリティのあるコントは、本当に面白いですよね。
ネタの多くは、メンバーの実体験から着想を得たり、サラリーマンがリアルにしていそうな話題をネットで検索しながら徹底したキャラ作りを行っているそうです。
現在はチケットがプレミア化?東京03の単独ライブが大人気!
キングオブコントで優勝し、テレビに引っ張りだこに思われる東京03ですが、現在ではそこまでテレビには出演されていませんよね。
しかし、テレビで見る東京03のコントは、本来のネタのショート版でしかなく、その実力が発揮されるのは長編コントができる単独ライブにあります。
毎年行っている東京03の単独ライブは例年大盛況だそうで、チケットがプレミア化するほどなんだそうです。
それを受けて、現在では、ライブで披露したコントネタをランダムで公開するYoutubeチャンネルを運営されていますが、どの動画も再生数が数十万〜数百万歳生とかなりと人気を誇っています!
こちらの記事で東京03のコントについて掘り下げた記事を書いておりますので、よければこちらもみてくださいね!