Twitter社のCEOのイーロン・マスク氏が12月20日にTwitter社のCEOを辞任する意向を発表したことが話題になっていますね!
マスク氏は、12月18日にTwitterの投稿で、「ツイッターCEOを辞任すべきか」とユーザーに問い掛け、結果については事前に「投票結果に従う」とのことで進退を伺う投票を行いました
翌19日に判明した結果では、約1750万のアカウントから投票があり、全体の57%から辞任を求められ、結果的にマスク氏はCEOを辞任する意向になりました。
今回は、なぜこのタイミングでイーロン・マスク氏がTwitter社のCEOを辞任しようとしているのか、その理由について調査したいと思います!
目次
イーロン・マスク氏のCEO辞任理由はなぜ?
イーロン・マスク氏は、テスラCEOを辞任し、2022年10月27日にツイッターを買収して以降、従業員の半数を解雇し、極右の人物のアカウントを復活させた一方で、ジャーナリストのアカウントを凍結したり、これまで無料で提供してきたサービスを有料化しようとしたりするなど、繰り返し物議を醸していました。
多数の従業員の生活を一変させたことが発端で、ネット上で批判されることも少なくありませんでしたが、マスク氏がTwitter社のCEO就任してからたった3ヶ月も経たずしてCEOを辞任する理由は何があるのでしょうか?
マスク氏の辞任理由①SNS投票で過半数が辞任になった
イーロン・マスク氏がTwitter社のCEOを辞任する意向を決めた一番の理由は、SNSで多数決を決める投稿の結果の過半数が辞任を締めていたからでしょう。
イーロンマスク氏は、Twitterで「Should I step down as head of Twitter? I will abide by the results of this poll.」(Twitterの責任者を辞任すべきですか?私はこの投票結果に従います。)
との投稿に対して、57.5%ものユーザーが辞任をするべきに回答していました。
投稿したユーザー数は1750万人を超える数で、そのうち過半数が辞任だったということで、マスク氏は、「私はこの仕事を引き受けてくれるばかげた人を見つけ次第、CEOを辞任するつもりだ」「その後、私はソフトウエアとサーバーのチームを運営するだけだ」
と投稿していました。辞任するのはあくまで後任が見つかってからということで、ちょっとした茶番なのではないか?と危惧するネット上の声もありますね。
マスク氏の辞任理由②元々Twitter社のCEOを辞めるつもりだった
Twitterの自身の投稿で、過半数が辞任をするべきという回答がったとはいえ、何百億ドルも払って会社をせっかく買収し、CEOに就任したにもかかわらず、たった3ヶ月でCEOを辞任するというマスク氏の行動は側から見ると意味がわかりませんよね。
マスク氏は就任してからすぐに、情報操作をしていたと思われる一派に関係する部署や、数百人もの人員に対して一気に解雇を通告。さらには様々な観点からコストカットを推進していましたが、その決定と実行のスピードは異常です。
そのため、マスク氏がCEOを辞める理由の一つとしては、この3ヶ月でマスク氏の中である程度Twitter社の見直しでやりたいことをやり切っているからなのではないかと考えられます。
マスク氏の辞任理由③開発・運営側の責任者になるため
これまで多数の人員を解雇したり、コストカットをすることに注力していたマスク氏ですが、今後はソフトウェア開発や、サーバー運営の方に携わっていく方針も発表していました。
そのため、マスク氏はTwitter社のCEOを辞める理由は、Twitterを自由に使えるように改革をしたら、あとはソフトウェア開発や、サーバー運営のチームを一任したいという考えがあったのではないでしょうか?
仮にマスク氏がCEOを辞任したとしても、Twitter社の株の大半はマスク氏が持っていることには変わりませんから、本人にとってCEOという立場はあまり重要ではないのかもしれませんね。
イーロン・マスク氏のCEO辞任発表にネット上の声は?