ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者であるプリゴジン氏が現在消息不明になってしまっているということで話題になっていますね。
ロシア侵攻に反して、武装蜂起して首都モスクワにクーデターを起こそうとしましたが、プーチン大統領の公式発表の後すぐに撤退を表明したと思いきや、その後の行方がわからなくなっています。
突然の撤退についてネット上では「なぜこのタイミングで?」と疑問に思う人も多いようですが、実はプリゴジン氏には妻と二人娘と息子一人がいるのですが、家族が人質になっているのでは無いかとの情報も。
そこで今回はプリゴジンの乱でワグネルとプリゴジン氏が撤退した理由について考察してみたいと思います。
プリゴジンの乱で撤退した理由は嫁と子供が人質にされたため?
プリゴジン氏には、ポリーナとベロニカという娘二人と、息子のパベル氏がいるのですが、撤退した理由は、家族が脅迫されたためなのでは無いかと言われています。
Russian security services threatened the families of Wagner mutineers, The Telegraph reported.
Russian security services threatened the families of the leaders of those leading the Wagner group’s mutiny against the Russian government, UK intelligence sources told The Telegraph.
和訳: 英国情報筋がテレグラフ紙に語ったところによると、ロシア治安当局は、ロシア政府に対するワグナー・グループの反乱を主導したリーダーの家族を脅迫したという。
このことから、家族を脅迫されたことがきっかけで怒りが爆発し、クーデターを起こそうとしたが、その家族が人質になってしまったため、家族の安全と亡命を条件に撤退をしたのでしょうか。
また、娘のポリーナは、高級スパを経営する起業家で、息子のパベル氏は、ロシア第二の都市サンクトペテルブルクの事業主なのですが、彼らの動きに制限を設け、圧力をかけたという噂もあるそうです。
プリゴジン氏としては、何よりも家族を第一優先してあのような勇気ある行動をしたのかもしれませんね。
【wiki】プリゴジンの乱の経緯と流れまとめ
現時点で判明しているワグネルを率いた「プリゴジンの乱」の簡単な経緯をまとめると、
・2022年2月24日、ロシアが「特別軍事作戦」と称してウクライナに対する軍事侵攻を開始。
・戦闘の長期化により、プリゴジン氏が設立した民間軍事会社「ワグネル・グループ」が補完するようになる。
・バフムトの戦いで戦果を挙げたことから、政治的評価が高まる。
・2023年5月ごろからロシア国防省に対する不満をSNSを通じて大体的に公表する。
・2023年6月23日、プリゴジン氏がSNSで、以前より批判していたセルゲイ・ショイグ国防相やワレリー・ゲラシモフ軍参謀総長を念頭に「軍幹部の悪事を止めなければならない。抵抗する者はすぐに壊滅させる」と、武装蜂起を宣言。
・プーチン大統領は、反乱発生後初めてテレビ演説を行い、ワグネルの行動を「反逆」と呼び、反乱鎮圧のために「厳しい措置」を取ることを宣言した。
・その後6月25日にワグネルの部隊はモスクワの手前200キロの地点まで迫っていたが、ベラルーシ大統領府は、ルカシェンコ大統領がプリゴジンとモスクワへの進軍を取りやめる合意を行ったと発表。
・ワグネル代表のプリゴジン氏は、SNSに音声メッセージを投稿。
「ロシア人の血が流れることに対する責任を自覚し、われわれは、部隊を方向転換させている」として首都モスクワに向かうとしていた部隊を引き揚げました。
その後6月26日以降プリゴジン氏の消息は不明となっていますが、巷では暗●疑惑や、亡命したのでは無いか?という意見も出ております。
また、ここまでの出来事は全てやらせで、ベラルーシの参戦を狙った緻密な情報撹乱作戦なのでは無いかとの意見もあります。
プリゴジンの乱についてなんj民や5chの反応は?
プリゴジンは他にもアホな行動が多くて何も考えてずにノリでやった可能性がある
とても妻子を人質にされてる様には見えない。
ワグネル隊員の家族も人質にされていたと見た。
ソレに捕まって引き返してもその後考えれば分かるだろ
どこかに嘘がある