度重なる不祥事で悪評の限りを尽くしているビッグモーターですが、大手コンサル会社のデトロイトトーマツのFCが事業回復でコンサルする事が決まりましたが、ネット上ではビッグモーターがいつ潰れて倒産するのか?と言ったことに注目が集まっています。
不正事件の発覚や、パワハラなどの内部告発により既に内部崩壊をしているビッグモーターでは、赤字すぎて中古車在庫を12000台売り払って給料を確保しているものの、毎月1000人以上もの退職者が後を絶たないそうです。
そんな倒産間近のビッグモーターの今後がどうなるのか、倒産の可能性やもし潰れるとしたらいつになるのか?徹底的に考察していきたいと思います!
今後ビッグモーターが潰れて倒産確実?倒産の可能性や時期はいつになる?
これまで発覚している不祥事問題によってビッグモーターが潰れて倒産するのは確実と言われており、早ければ年内に民事再生を申請する可能性も示唆されています。
ビッグモーターの不祥事騒動は、保険金の不正請求に始まり、上司のパワハラ、街路樹の枯れ死問題、謝罪会見の珍回答や息子の副社長の雲隠れなど、次から次へと悪事が世間に晒され、まさに悪の権化とも言えるレベルのブラック企業ぶりに世間からのバッシングの影響を受けているのも倒産する可能性に大きく作用していると思われます。
・不祥事により社員が3ヵ月で1000人退社
・中古車の販売台数が昨対で6割以上減
と既にビッグモーターはいつ倒産してもおかしくない経営危機状況で、まさに背水の陣に追い込まれています。
そこに追い討ちをかけるように、ビッグモーターに対して
・大手中古車サイトへの掲載が停止
・査定サイト顧客への営業停止
・大手保険会社が取引停止
・一部ビッグモーター店舗で営業停止
など、中古車業界全体にも影響が出るレベルでビッグモーターに対して厳しい処分が次々とされています。
そのため、このままだとビッグモーターは、今後2023年内で倒産や民事再生の手続きをする事態になっていくと推測されています。
ビッグモーターが潰れて倒産確実と言われる5つの理由
ビッグモーターには現在300億円以上の現預金がありますが、事業規模は300店舗。従業員は5000人と大所帯であることから、5000人もの人件費を賄うには、売り上げが回復しなかった場合たった3ヶ月~6ヶ月で資金が底をつき、破産状態になってしまう状況になっています。
1人あたり月50~100万円の賃金が発生すると仮定した場合、人件費だけで毎月50億円〜100億円もかかるのは非常に恐ろしい事態ですね。
従業員が5000人いるビッグモーターは、人件費だけで月50~100億円が消失していくことになる。車が売れなくてもランニングコストはかかるはずなので、売上が回復しなければ、3~6ヵ月ぐらいで資金がショートしてしまう恐れもある。
ここからは、ビッグモーターが今後潰れて倒産になっていくのは確実な理由について情報をまとめて参ります。
倒産理由①直近の経常利益が赤字経営
ビッグモーターは従業員5000人の給料の支払いに毎月50億円〜100億円もの資金が必要になっています。
しかしビッグモーターの営業利益は不祥事報道を皮切りに毎月下がり続けて2022年9月は44億円あった利益が2023年4月時点で7億円に下がっており、今後従業員の給与支払いすらできなくなる状況になりつつあります。
街路樹の除草剤問題や、保険金水増し不正受給問題などの不祥事もあって現在では悪評が全国的に広まってしまったことから、来店する人も激変したことで、ほぼ営業利益はない状況だそうです。
そのため中古車の在庫12000台を売却して会社の運転資金にするというかなり苦しい経営状況になっています。
ビッグモーターは来週から在庫車両のうち約1万2000台をオークションに放出し現金確保を行う予定だという。
本来売り物であるはずの在庫を手放すほど資金繰りに苦しんでいる状況ですし、銀行からの融資や借入すらできず、国交省や大手保険会社からも見放されている以上、今後ビッグモーターが売上を回復する見込みもないですから、このままですと赤字で経営破綻して倒産は間違い無いのではないでしょうか?
倒産理由②月間1000人以上もの従業員が大量離職
ビッグモーターでは、月間1000人以上もの退職者が出てくる大量離職が発生しているそうです。不正事件の会見を開いた際には1日で6人も退職者が出たそうで、そのペースは止まるところがありません。
毎月1000人も退職者が出る会社なんて体制として既に内部崩壊しており、まともに経営できる状況ではないです。
20日付「日刊自動車新聞 電子版」記事は、自動車保険の保険金水増し請求問題に揺れる中古車販売大手ビッグモーターで、1~3月の間に約1000人の社員が退社したと報じた。昨年に水増し請求の事実が発覚したことを受け、同社は今年1月に特別調査委員会を設置しており、一連の不祥事が引き金となり一斉退社が生じたとみられる。
元々騒動が起きる前の2022年時点では6000人いた従業員が2023年4月時点で5000人を切る事態になっているそうで、現在ではさらに減少傾向にあると考えられます。
前述の営業利益の減少による赤字化も懸念されることから、ビッグモーターの資金繰りだけでなく、人員不足が起きれば経営困難になるのは必至だと思われますね。
倒産理由③銀行団や保険会社が取引拒否
元々年商6500億円もある大手中古車販売会社だったビッグモーターですが、現在の経営危機で資金繰りが底を着きかけていることから、銀行団にビッグモーターが借入金90億円の資金要請をしたそうですが、銀行団は拒否しました。
ビッグモーターは借入金90億円の借り換えを取引金融機関に要請(その後、銀行団が借り換えに応じないと通達したと、14日の日経新聞が報道)。上場企業ではないので、詳しい決算状況は分からないが、他人事ながら、今後の経営が心配になってくる。
昨年9月の段階で、ビッグモーターには借入金が600億円もあります。借り換えを要請した金融機関は三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行と大手メガバンクばかりですが、
銀行団からしても本来であれば踏み止まって貸したお金は返して欲しいはずです。それにもかかわらず借り入れを拒否すると言うことは、もう借入金が戻ってくるのを諦めていて、
銀行団からしてもビッグモーターが倒産しても構わないと言う判断をしているからと言う可能性は非常に高そうですね。
さらに信販会社大手「ジャックス」は自動車ローンの新規受付を停止していて、今後ビッグモーターとは手を切る方向で動いています。
融資は受けられない。保険会社や信用機関とも連携できず、ローンが組めないとなればキャッシュで買ってもらうしかなくなるので、かなりのオワコン状態ではないでしょうか?
倒産理由④中古車掲載サイトやオークションが掲載停止で出禁に
ビッグモーターの不祥事を受けて、大手中古車検索サイトの「カーセンサー」や「グーネット」がビッグモーターの扱う車両の掲載を完全停止しました。
中古車販売大手ビッグモーターによる保険金の不正請求問題を受け、中古車検索サイトの「カーセンサー」がビッグモーターが扱う車の情報の掲載を停止したことがわかりました。
また、中古車検索サイト「グーネット」も掲載を取りやめたことが明らかとなっていて、グーネットを運営するプロトコーポレーションは「個別の契約に関する内容は回答を控える」とコメントしています。
中古車の販売において、大手掲載サイトの影響力を一切受けられなくなると言うことは、かなり痛手のはずです。
営業利益にも直結する上に、中古車業界からもビッグモーターは干されていくことは明白なので今後中古車業界で生き残っていくのは相当厳しいのではないでしょうか?
倒産理由⑤事業停止や古物商の免許剥奪の可能性が高い
ビッグモーターの不祥事によって、今後「事業停止」や「古物商や整備指定工業の免許剥奪」がされる可能性が非常に高い状況になっています。
既にビッグモーターの2店舗で不正車検をしたと言うことで行政処分を受けたと言うニュースも出ています。
中古車販売大手「ビッグモーター」の唐津店と熊本浜線店が、必要な点検整備を行わずに車検の合格を出していたなどとして、国土交通省九州運輸局が行政処分を出していたことが分かりました。
まだ調査中のためまだ数店舗だけですが、もし組織的に不正車検などの違法行為が行われていた場合、ビッグモーターの全ての店舗に対して営業停止や免許剥奪などの行政処分がされる可能性は十分あると思います。
ビッグモーターが倒産する時期はいつ?年内にも民事再生か?
結論から言うと、ビッグモーターが倒産する時期は、早ければ2023年年末に潰れて倒産か、民事再生で事業再生を行う可能性が非常に高いです。
・300店舗。従業員5000人の給料に必要な毎月50億〜100億円の資金が不足
・事実上の営業停止状態で赤字経営になっている
・自社の中古車在庫を放出して運転資金にしてる状況
・中古車掲載サイト「カーセンサー」「グーネット」から出禁
・銀行団からの借入拒否。信用機関や保険会社からも取引停止される
・来店客が1日1~2人レベルでまともな運営ができていない
といった状況から、ビッグモーターは会社として事業縮小は確定事項で、これまでの度重なる不正や不祥事を受けて社名変更をしても風評被害は留まる気配が見えないことから、ビッグモーターが倒産するのは時間の問題と言って差し支えないのではないでしょうか?
ビッグモーターの倒産確実の状況にネット上の声は?