【不正疑惑】ネクステージの内部告発の不祥事まとめ!保険捏造やメーター改ざんなど口コミがヤバい!

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中古車販売業界トップのビッグモーターに続き、業界TOP2のネクステージでも保険の不正契約や、環境整備などによるパワハラ行為が横行していたとして各大手週刊誌からもスクープされています。

ネクステージ社員からの内部告発も増えているようで、今後さらに不祥事に関する情報が更新されていきそうですね。

そこで今回は、ネクステージの社員が内部告発した不祥事の内容や、これまでのニュースで判明している不祥事について情報をまとめて参ります!

【不正疑惑】ネクステージの内部告発の不祥事まとめ!

ネクステージ_元社長_浜脇浩次_画像

中古車業界全体を揺るがす大騒動となっている不正契約や悪質な販売行為などの不祥事が明らかになり、ネクステージでは、2022年から代表取締役を務めていた浜脇浩次社長が辞任し、創業者で前社長の広田靖治会長が新社長として就任することになりました。

今後は完全ホワイト企業として再興していく方針を固めており、悪質な販売等々は是正されると思いますが、これまでに内部告発されている不祥事について改めて情報を整理して参ります。

不祥事①自動車保険の捏造事件

自動車保険のノルマを達成するために友人の名前を使って自動車保険の契約を捏造していたことが週刊文春によりスクープされてしまいました。

捏造をしていたと思われる8人の従業員は懲戒処分されており、ネクステージとしては今後不正契約が起こらないように、全社員に対してインセンティブの報酬を廃止する方針を発表しました。

「ネクステージ」は、従業員が友人の名義を使って自動車の保険契約をねつ造していたことが確認され、社内調査の結果、同じようなケースが見つかったことから、あわせて8人を懲戒処分したと今月、明らかにしていました。

会社によりますと、保険契約の獲得が低迷していた店舗でねつ造が行われていたということで、今後は従業員に対するインセンティブの仕組みをすべて廃止するとしています。

インセンティブを受け取るためなのか、ノルマを達成するためなのかは甚だ疑問ですが、別名義で高額な保険を契約するなどあってはならないことですからね。

ただ、ネクステージとしては一部の店舗の従業員で行われていたこととして報告されており、現在はそのような不正契約はないとしています。

不祥事②メーター改ざん疑惑

ネット上でメーター改ざんについて言及している呟きがありますが、こちらはデマであることが判明しています。

メーター類の改ざんは現在の法律では違法とされており、業界全体でチェックされており、メーターが巻き戻しされてしまっている場合は、説明の上その金額分しっかりと減額して販売したりと適正な販売が行われるように是正されているようです。

事実でないものとして、たとえば、メーターの巻き戻しがある。過去にはあったが、業界としてチェックするように改善したことで少なくとも大手では今はない。

おとり広告もそうだ。実際には在庫はないにもかかわらず、あるように見せかけて顧客を呼び込み、違う車を提示するといった問題だ。中古車情報大手が、疑わしい案件の掲載を停止する対策を取るようになった。

こちらの「メーター巻き戻し」に関しては、かなり厳しく見られているようで、実際に違法行為として実際に逮捕されているケースもあるため、現在このような行為はほぼ無いと言って差し支えないでしょう。

ただし、法律で規制される前の過去にはメーター改ざんは業界全体でも蔓延っていたという情報もあるので、中古車業界そのものの悪質性は昔から根付いてしまっていたのかもしれません。

メーターを改ざんすれば、通常よりも高く販売できてしまうので、それにより利益を上げていたことが過去にあったということですが、本当に恐ろしい業界ですね。

不祥事③パンク捏造によるタイヤ不正販売

ネクステージ社員による内部告発として上がった不祥事の中でもかなり悪知恵なのが、「パンク捏造によるタイヤ不正販売」です。

「保証サービスのひとつであるタイヤの無料交換はパンクしていることが条件。ですが中古車を買うとき、保証への加入を渋る客がいたら、保証を売るために『タイヤが古くなったら、パンクさせればいいんですよ』と客に“悪知恵”を吹き込む営業マンは非常に多かった。小さなことかもしれませんが、これは詐欺行為です」

タイヤを無料で交換する時でも整備の工賃代は別途かかり、それも売り上げとして計上できる。そのため、わざとタイヤをパンクさせたり、パンクしたように見せかける不正も横行していたという。

出典:https://bunshun.jp/articles/-/65587

タイヤがパンクしているように見せかける写真を捏造したり、わざとパンクさせたりと言った悪質な行為をしていたというのです。

「太めのネジの頭だけを残してタイヤの上に載せれば、釘が刺さっているように見える。客には『パンクしていました』と写真を見せて報告し、新品のタイヤに交換する。これで工賃分数字が稼げる。無傷の古いタイヤは自分の懐に入れて、オークションで横流しするんです」

こんなやり方はもはや詐欺同然ですよね。

しかも客の車のタイヤをオークションで横流しするとは、なんて利己的なやり方なのでしょうか。

不祥事④環境整備による役員巡回

ビッグモーターでも話題になっていた「環境整備」が実はネクステージ内でも行われていたことが判明しています。

3ヶ月に1回、ネクステージの役員が巡回し威圧的な雰囲気を感じていたという証言も。

ネクステージ元社員 Aさん「名前こそ環境整備ではなかったけど、役員巡回と言って、社長含む役員が高級な輸入車に乗って店舗を回ってくることが3カ月に1回くらいあって、すごく現場としては威圧的に感じていた」

パワハラの温床として問題視されたビッグモーター幹部による環境整備点検。その環境整備とよく似た形の役員巡回が、ネクステージでも行われていたという。

https://www.fnn.jp/articles/-/585107

不祥事⑤異常なノルマやパワハラ

そのほかにも、ネクステージ では、売上高1兆円を目指すため、社員には異常なノルマが設定されており、数字が達成できないとクズ扱いされるなど、パワハラ行為も横行していたそうです。

「不正をしないと追いつけないんです」
ネクステージは、2030年までに「売上高1兆円」の目標を掲げている。その背景にあるのは「ビッグモーターよりエグい営業」(現役社員)だ。

「ノルマがあまりにきつすぎて、不正をしないと追いつけないんです」(同前)
「数字を達成できないやつはクズ扱いされました」(別の現役社員)

出典:https://bunshun.jp/articles/-/65672

また、内部告発によると、ネクステージに所属する社員は、ビッグモーターを辞めざるを得ない人たちがネクステージに行く流れがあったそうで、元ビッグモーターのスタッフが複数在籍したのは確実だそうです。

そのため、会社の方針ややり方は、ほぼ中身はビッグモーターそのもので、パワハラ体質もかなり酷かったようですね。

ネクステージを利用したネット上の口コミがヤバすぎる!

 

ネクステージで車を購入したことあります。

冬だったので、スタッドレスタイヤも一緒に購入。納車の時はスタッドレスタイヤを履いていました。ノーマルタイヤは袋に入れてトランクに積まれていたため、ちゃんと確認できず。

春になってタイヤ交換をしようと思って袋〜出したら4本とも亀裂が入っていて使えない状態だったので、ネクステージに問い合わせたら、「車庫で保管してるうちに亀裂が入ったんじゃないんですか?」の一点張り。んなわけあるか!

オイル交換のサービス特典つけたのに予約取れた試しなし。
ボッタクリもいいとこで本当にビックリした。
もう二度と中古車は買わないと心に決めました。

 

ネクステージで中古車を購入しました。
HPで見つけて、実物を見に行きました。気に入ったため購入したのですが、納車された車に付けられているナビが、HP掲載の写真・実際見た時の物と違うメーカーのものが取り付けられていました。
急いでHP確認しましたが、既に削除されており、証拠が何もない状況でした。結局泣き寝入りしてしまいました。

その後のアフターケアなどもずさんで、点検パックの期間が終了した時点でもう関わりたくないと思いディーラーに依頼するようにしました。
原因不明な不調もあり、もう二度と中古車は買いたくないです。

ビックモーターのニュースを見るたびにネクステーシを思い出す。
軽の登録済未使用車の見積りを依頼したら、フロアマット、NAVI、ドライブレコーダーなどは指定の物しか選べず、10万円もするコーティングやオリジナルの点検パックを付けないと売れないと言う。
総額250万となり、もちろん断った。

だってディーラーの新車で同じ条件なら220万円で買えるんだもの。
保険の件はわからないけど売り方はビックモーターと同じだと思う。

ネクステージ社員の内部告発を受けて今後は完全ホワイト企業に?

度重なる不祥事を受けて、ネクステージではビッグモーターの二の舞にはならないように、先手でイメージ回復を狙ってホワイト企業化を推進しています。

元ビッグモーター出身の社長だった浜脇浩次氏は辞任し、全社員のインセンティブ制度も廃止。今後は誠実な営業販売を行っていく方針を打ち出しています。

インセンティブをなくすと営業力が落ちる可能性は確かにある。一部の社員からは反対の声もある。インセンティブを廃止すると(手当が減るため)辞める社員もいるだろう。しかし、インセンティブを廃止することで働きやすくなる、よりホワイトになる。それを支持する社員もいる。

顧客にとってもプラスになると考えている。強引な接客がなくなることでトータルでは顧客数を増やしていけると考えている。

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/701204?page=2

売上高は著しく下がるかもしれませんが、会社としてはビッグモーターが倒産間近に迫る状況の中、ここでイメージ回復できれば業界トップとして君臨できるチャンスとして捉えているのかもしれませんね。

とはいえ、世間の厳しすぎる目をやっと向けられたことで、襟を正して清く営業をしていこうという姿勢は評価できるという声もあるので、このままホワイト企業として中古車業界の是正に取り組んでもらいたいですね!