元警視庁の捜査第一課の取調官だった佐藤誠氏が実名で、内閣官房副長官である木原誠二氏の妻の元夫の不審事件について記者会見を行うことを発表し話題になっていますね。
木原誠二氏側は、週刊文春を発行する会社を刑事告訴し、「マスコミ史上稀に見る深刻な人権侵害」と批判していました。
そんな発言とは裏腹に、木原誠二さんの奥さんの元旦那・安田種雄さんのご遺族が立ち上がり、再捜査を求める上申書を、大塚警察署に提出。
木原誠二さんの奥さんが、元主人の安田種雄さんが亡くなった原因と関係しているのか注目が集まっています。
【木原事件】佐藤誠の記者会見の内容まとめ!
今回、木原事件に関して記者会見を行う、元警視庁の捜査第一課の取調官の佐藤誠氏は、週刊文春の協力の元Youtubeを通じて記者会見を行いました。
大手週刊誌と、世間を味方につけた佐藤誠氏の発言に注目が集まっていますね。
佐藤誠氏の記者会見内容とは?
【元警視庁の捜査第一課の取調官】佐藤誠さんのプロフィール
名前:佐藤誠
1959年5月10日生まれ
1983年に警察に入署
2004に捜査一課に配属される。
2022年に警察を退職
伝説の”落とし屋”の異名を持つ、取調官として一課に貢献してきた人物で、2006年に発生した木原事件の容疑者であるX子さんの捜査の担当をしていました。
「佐藤さんは捜査一課一筋18年。数多くの殺人犯と対峙し、『オトせないホシ(容疑者)はいない』と言われるほど一課に貢献しました。一課に1人しかいない取り調べの伝承官にも任命されている。伝説の“落とし屋”ですよ」
【佐藤誠さんの会見内容メモ】
・事件の記事知ったのは佐藤明氏のYoutubeがきっかけで告発を決意
・被害者の安田種雄さんのナイフの跡や痕跡から見て女性による殺傷は難しいと見ている
・木原誠二さんの妻であるX子による殺傷は難しい。男性の関与が考えられる
・殺人の事件を100件以上担当してきたが、明かに不自然な終了の仕方だった。
・X子さんの主張は作り話がある。
・現場にはX子さんの他にYさんも隠れてカーテンの裏にいた。
・安田種雄さんの遺書はなかった。
・自殺と認定する証拠は何一つなかった。
・殺人事件の場合は、自殺か他殺なのか報告しなければ時効はない。
・被害者側の遺族に捜査終了時に結果を報告するはずが、されないまま自殺処理された。
・X子さんの自宅なのに指紋を剥がして欲しいという趣旨があった
・ナイフに付けていた両面テープをYが剥がしていた。
・事件の証拠「写真」「供述」は多少あるが、最初に集められる物的証拠が少なすぎる。
・当時の被害現場の証拠で実験を重ねて自殺では無いことは確か。
・X子さんの性格は素直に感じた。
・佐藤氏は10日間に及ぶ取り調べの末、もう1人の重要参考人にZ氏を想定
・Z氏はX子さんの父親で元警察官
・Z氏の実行犯の可能性については佐藤氏の心の中でだけの見立てで証拠はない。
「事件当日、X子から『ナイフに指紋が付いちゃった。どうしよう』と相談された。現場に行くと、ナイフには両面テープが付いていた。証拠隠滅しようと剥ぎ取り、持ち帰った」 黒色の柄にぐるぐる巻にされた両面テープ。誰が、何のために巻き付けたのか。
会見内容を見たところ、佐藤誠氏の会見で分かったことは、X子さんが実行犯だった可能性は低い。自殺の可能性はかなり低いということでした。
真犯人についても物的証拠は存在していないということで事実上、自殺として処理するしかなかったようです。
また、政治的圧力があったかどうかについては、言及せず、佐藤さんは「とにかく不自然な形で捜査が終了してしまった」ということだけ語っていました。
当時の”落とし屋”と言われた伝説の取調官がそこまで話したのは大きいのではないでしょうか?
【木原事件とは?】木原誠二の妻・郁子の元夫の不審死の闇が深すぎる!
【木原事件とは?】
内閣官房副長官と務める木原誠二氏の妻の郁子さんの前夫である安田種雄さんが2006年に不審死した事件です。
小誌は過去3週にわたり、政権中枢を担う木原誠二官房副長官(53)の妻X子さんが、かつて結婚していた安田種雄さん(享年28)の不審死事件に関し、重要参考人として事情聴取や家宅捜索を受けていたと報じてきた。
取調官だった佐藤誠氏は、事件の途中から捜査に参加したため、具体的な物的証拠の確保や、供述の確保に苦労したそうです。
X子さんの調べが佳境を迎え『今から証拠を探そう』という矢先にストップしてしまったそうです。
「12年前の事件で物証が乏しいのは分かっているが、供述を揃え、証拠を積み重ねて頑張ろうというときに突然、中止になった。俺は捜査一課で100件近くも調べをやってきたけど、これだけ流れができていたのに調べが取りやめになるなんて経験したことがない。悔しくて、頭にきたよな」
佐藤誠さんは、当時の捜査中止についてこのように答えており、今まで100件もの事件を担当してきた伝説の落とし屋として悔しい思いをしてきたことを告白していました。
木原誠二の妻・郁子の元夫の殺人犯疑惑はデマ?
結論から言うと、木原誠二官房副長官の妻である郁子さんが元夫の不審死の殺人犯疑惑はデマではないかと思われます。
当時の捜査取調官だった佐藤誠氏も、会見で、「女性には不可能」「木原誠二さんの妻であるX子による殺傷は難しい。」と断言していました。
佐藤誠氏は、真犯人の目星はZ氏が重要参考人として上がっていたのではないか?と言う問いに対して、「物的証拠がないので、心の中にしまっていた」と回答していました。
木原事件の真相としては、木原誠二官房副長官の妻である郁子さんの不審死は郁子さんは犯人ではないが、真犯人の証拠が何一つ見つかってないため、自殺として処理するしかなかったと言うのが真相ということでしょうか。
木原事件の真相についてネット上の声は?